公務員が受け取る「退職手当」も、税金の計算方法は民間企業の退職金と基本的に同じです。
「退職手当」も税法上は「退職所得」
公務員の退職手当は、名称こそ「退職手当」ですが、税法上は民間企業の退職金と同じ「退職所得」として扱われます。退職所得控除額の計算式(勤続年数に応じた式)、1/2課税の考え方、短期退職手当等・特定役員退職手当等のルールも、民間企業と同様に適用されます。
勤続年数の数え方は任命権者の証明による
公務員の場合、勤続年数(在職期間)は任命権者が発行する退職手当の計算書類等で確認できます。転職・出向・休職期間の扱いなど、民間企業とは異なる制度上の細かいルールがある場合があるため、正確な勤続年数は勤務先(人事担当部署)に確認することが確実です。
早期退職制度を利用する場合
公務員にも早期退職を優遇する制度(早期退職募集制度等)があり、通常より退職手当が増額される場合があります。増額された退職手当も、通常の退職所得として同じ計算方法が適用されます。
定年延長・再任用の場合
定年延長や再任用で勤務を続ける場合、退職手当の支給時期や計算方法に影響することがあります。制度の詳細は所属先の規程によって異なるため、こちらも人事担当部署への確認をおすすめします。
概算を確認する
退職手当の額・勤続年数を入力すれば、退職金手取りシミュレーターで民間企業の退職金と同じ考え方での概算を確認できます。
本計算は概算です。実際の税額は勤務先への申告状況・iDeCoとの合算等により異なります。正確な金額は税理士・税務署にご確認ください。
出典: 国税庁「退職所得」関連公表情報