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計算例|勤続20年・退職金800万円のケース

勤続20年、退職金800万円、一般従業員というよくあるケースで、実際の手取り額を計算してみましょう。

ステップ1: 退職所得控除額を計算する

勤続20年(20年以下の境界)なので、次の式を使います。

退職所得控除額 = 40万円 × 20年 = 800万円

ステップ2: 差引額と課税対象額を計算する

差引額 = 800万円 − 800万円 = 0円

差引額が0円のため、課税対象額(退職所得)も0円です。

ステップ3: 税額を確認する

課税対象額が0円のため、税金は一切かかりません。手取り額は退職金と同じ800万円です。

もし退職金が900万円だったら

参考までに、退職金が900万円だった場合を見てみましょう。差引額は900万円−800万円=100万円、課税対象額(1/2課税)は50万円です。速算表の最初の段(194.9万円以下・5%)にあてはまり、所得税は50万円×5%=2.5万円、復興特別所得税は2.5万円×2.1%=525円、住民税は50万円×10%=5万円で、税金の合計は約7.75万円になります。100万円多く受け取っても、税負担はごくわずかであることが分かります。

ご自身の退職金・勤続年数での概算は、退職金手取りシミュレーターで確認できます。

本計算は概算です。実際の税額は勤務先への申告状況・iDeCoとの合算等により異なります。正確な金額は税理士・税務署にご確認ください。

出典: 国税庁「退職所得」関連公表情報

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